米国の大手旅行専門誌「Travel + Leisure Co.(トラベル+レジャー)」がフィリピンに生息する絶滅危惧種のウミカメ保護プログラムを支援 - クラブウィンダム・アジア

2022年12月14日

米国の大手旅行専門誌「Travel + Leisure Co.(トラベル+レジャー)」がフィリピンに生息する絶滅危惧種のウミカメ保護プログラムを支援

クラーク、フィリピン(2022年12月14日) – 世界有数の会員制およびレジャー旅行会社である「Travel + Leisure Co.」は、フィリピンのウミガメを保護するためにバターン州バガックのパグアサ・パウィカン保護・保全センター(PPPCC)と提携した。

 

毎年恒例の「Save the Turtles」プロジェクトでは、「Travel + Leisure Co.」の社員が、同団体のウミガメ孵化場にある巣を受け継いだ。各巣には40~120個もの卵が確認された。

 

この度、クラークに事業所をもつWyndham DestinationsRCIなど、「Travel + Leisure Co.」事業部門に所属する50名以上の社員が、PPPCCによるカメ保護に関するオリエンテーションと70匹の子ガメの安全な放流作業に参加した。

 

のどかな海岸沿いの村、バランガイ・パグアサは、特にアオウミガメ、オリーブリドリガメ、タイマイなど絶滅危惧種に分類されるカメの繁殖地として知られている。PPPCCは地域密着型のボランティアグループで、バガックの海岸をパトロールしてカメの卵を密猟者から保護し、負傷したカメを救出し、広範囲のコミュニティに環境教育を提供している。

 

クラーク事業所のサステナビリティプログラム「WYNDGreen」を通じて、同社は野生動物や環境保護に関する社員の意識を高めている。またチームは、アジア太平洋地域の事業所全体で資金を集め、50ものカメの巣のスポンサーとなり、25,000フィリピン・ペソの調達を達成した。

 

「世界のレジャー旅行業界のリーダーとして、『Travel + Leisure Co.』は旅行先での環境、社会、経済問題の解決に積極的に貢献しています」とWyndham Services Asia Pacific Philippines Inc.のオペレーションディレクターであるグロリア・ラマス氏は述べている。「チームメンバーが積極的に環境保護活動に参加する姿を見ると、力が湧きます。ウミガメの保護に関するイベントは今回で3回目ですが、フィリピンだけでなく、世界中の事業所から圧倒的な支持を受けています。」

 

また、ラマス氏は、同社が全社員に今回のようなボランティア活動に使える有給休暇「ウィッシュデー」を付与していることも紹介した。

 

「オーストラリアとシンガポールの当社の役員達もこの巣を受け継ぎ、愛する人や友人の名前をつけてくれました」とラマス氏は付け加えた。

 

世界には7種類のウミガメがいるが、フィリピンにはその内5種類のウミガメが生息している。ウミガメは天敵だけでなく、気候変動やプラスチックの海洋汚染などの問題にも直面している。

 

ウミガメの保護キャンペーン以外にも、同社のサステナビリティプログラム「WYNDGreen」では、植林や学校の校庭づくり、海岸清掃などを実施している。

 

パグアサ・パウィカン保護・保全センター(Pag-asa Pawikan Protection and Conservation Center)についての詳細は、pagasapawikanprotection@gmail.com までお問い合わせください。

 

英語の本文はこちら

https://wyndhamap.com/travel-leisure-co-supports-program-for-endangered-turtles-in-the-philippines/

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